2008年より、アーティストグループ”五郎窯”に所属。
陶芸を主に、様々なマテリアルでの表現にも挑戦して
大阪を拠点に、海外(イタリア・フィレンツェ)でも個展を開催。
展覧会での出会いと再会を喜びに、日々制作に励んでおります。
※五郎窯は、私の師である庄五郎が率いるアーティストグループです。
現在25名程のアーティストが在籍、作家活動を行っています。
所在地:〒553-0006 大阪府大阪市福島区吉野5-8-26
http://shogoro.firenzeitalia.org
■個展『シルク』 2015.7.16~20
■個展『もってみる?』 2014.7.31~8.3
夏野菜が似合う、板皿の個展です。
この作品は2013年にイタリアで展開した、木製のアンダープレートの連作です。
木製のアンダープレートを観念的に捉え、陶器で再現した作品です。
タイトル”もってみる?”は、元となる作品が手にとり、動かしてみるものだったことからきています。
おもてなしでは、夏野菜の揚げびたしを板皿に盛り付け召し上がって頂きました。
イタリア・フィレンツェ ”バール・アリギエーリ”の壁面を使って、掛花入の個展をしました。
口元を陶器、本体を焼き桐で作っています。
バールとは主にエスプレッソを飲む場所。
イタリアの方は日に何度も飲み、10秒ぐらいで飲み干して去っていきます。
常連のお客さんが多く、社交の場でもあります。
イタリアでの個展は2回目で、お客さんとの会話にも少し慣れ、緊張を楽しめるようになっていました。
忘れがたい出会いがありました。
花器の個展です。
実はこれ底がありません、側面には穴が開けられ、水を入れることはできません。
置物として作ったのですが、花を生けて使うときは、小さなグラスに水を貯め、被せて使います。
役割としての存在ではなく、個として認められる事の価値と喜びについて、考えてみた展覧会です。
イタリア・フィレンツェでの初めての個展。
木製のアンダープレートです。
レストラン”ロベルト”でお客さんに、実際に使って頂きました。
切り抜かれた窓の部分に、アクリルパーツを封じ込め、万華鏡の様に動かすことができます。次の料理を待つ手持ち無沙汰な時間を、楽しいものに!
お客さんにイタリア語で声をかけて、一緒に写真をお願いするのですが…
尋常じゃないほど緊張して、ダメダメでした~。しかし、とても良い経験でした。
イタリア・フィレンツェのレストラン ”アッカディ”と”ロベルト”のコース料理対決に、器を提供しました。
五郎窯の作家20名が参加。
私たち五郎窯のイタリアでの初めての展覧会、メンバー全員35名でのグループ展。
テーマは”日本的やわらかい” 5組のエスプレッソカップを制作。
イタリアの方は、日に何度もエスプレッソを飲む習慣があります。
イタリア人にとって、エスプレッソカップはとても身近な馴染みあるものです。
私はこの時、初めて海外に行きました! ひどい風邪をひいてフラフラでした。
お茶碗の個展です。沢山作りました、確か98個ぐらいです。
準備して待つコトについて、考えてみた展覧会。
これから会う人を想い、好みのものを用意したり、気持ちよく過ごせただろうかと省みたりするのは、また会いたいと思って欲しいという、期待の表れだろうか。
炊き込みご飯で、おもてなしさせて頂きました。
また、次回の展覧会にも来てもらえますように…。
不思議でヘンテコな見たことないカップ。
上下をひっくり返して、どちらにも使えるように出来ています。
ひっくり返すと違ったものが見えてくる、ひとつのカップに陰と陽、対なる世界を表現しています。
人の成長について考えてみた展覧会。
人としてひとまわりも、ふたまわりも成長するとはどういうことなのか。
喜ばしいことがあれば、苦い思いもする。表と裏、相反するものを知り、経験する中で、人は育まれていくのではないだろうか。
20年ぶりに再会した方が、とても立派で、面影を残しながらも魅力ある人になっていたことに驚き、考えてみた展覧会です。
おもてなしでは、小さなキューブ状に凍らせたコーヒーor濃いめの紅茶に、たっぷりのミルクとシロップを注いだ冷たいドリンクを、不思議なカップで召し上がって頂きました。
■個展『おりなすあや』 2009.11.19~11.23
アロマポットの展覧会、初個展です。
トップのくぼみに水を張り、アロマオイルを垂らし、中のキャンドルに火を灯すと、熱でオイルが揮発して部屋いっぱいに、アロマオイルの香りが広がります。
キャンドルの炎のゆらぎと、心地良い香りに身を委ねて、静かに物思う時を楽しんで欲しい。
アロマオイルはオリジナルブレンドも含めて6種類、会期中は日替わりでアロマオイルの香りを変えて焚き、楽しんでもらいました。