La mia mostra “FUOCO D’ARTE 2014” è finita ad Firenze l’Italia.
Sono contento di avere successo, vi ringrazio tutti.
イタリア・フィレンツェでの展覧会 ”FUOCO d’ARTE 2014” を、お陰様で無事終えることができました、有難うございました。
イタリア・フィレンツェで個展をするのは、去年に引き続き2度目になります。
今回は出発前から、心に決めていたことがありました。
それは、声を掛けた方から快くないと思える態度があったとしても、聞いて貰えた事には感謝し、ありがとうと笑顔で返す、ということ。
心配性の私は、イタリア語でしっかり、シュミレーションまでしてしまいました(笑)
以前、私の勤める会社に、ルーマニアの女の子が突然訪ねてきたことがありました。
彼女は、少しの英語と片言の日本語で自分で作ったという押し花のカードを見せ
日本に旅行で来ている学生だといい、お小遣いが欲しいこのカードを買ってもらえないかと、説明してきたのです。
玄関を入ってきて、パチッと目があった時は、宗教の勧誘かな…早い事断らないと思い
話を聞いてからは、えっ?何、そういう商売組織があるの?って思いました。
ホントは日本語ペラペラなんでしょ?という疑いの視線を、彼女にたっぷり注いでいたと思います。(笑)
しかし一方で、去年フィレンツェに行って心臓をバクバクさせながら、お客さんに自分の作品だといい
一緒に写真を撮らせて貰えないかと言っていた自分が、彼女に重なって見えたのも正直なところなのです。
なんとなく、無下には出来なかった。
話に少し付き合い、結局、押し花のお買い上げは ”No,Thank you” とお断りしましたところ
彼女は”O.K Thank you Goodbye”って笑顔を残し、明るく帰っていきました。
断った罪悪感で少しチクッとしていた私に、彼女の爽やかな去り方は、とっても印象的でした。
あぁ、去年こんな感じに出来れば良かったのになって…教えられました。
そんなこともあって、シュミレーションまでして臨んだ私ですが
想定していた程冷たくあしらう人は現れず
それどころかスマフォを取り出し、写真を見せながら家族の話をしてれる人や
作品に生けるための花を届けようとしてくれた人がいたり(ニアミスで受け取れずでしたが…)
昨年はこのような事はなかっただけに、大変な驚きでした。
今思えば、きっと昨年は緊張のあまり、相当怖い顔で近づいて、恐がらせていたのでしょうね!
ごめんなさい。
幸せな展覧会になりました。
関係者のみなさまに、心より感謝いたします。